【vol.070】使える恋愛工学テクニック20連発。-僕は愛を証明しようと思う

「僕は愛を証明しようと思う」
簡単に言うと、モテない男が恋愛工学を駆使し女とヤリまくる話である。

主人公は最初全くモテなかったが、恋愛工学マスターと出会い、恋愛工学を駆使することによりモテる。
そしてついに、

僕はアマゾンでコンドームを1ダース買った。
12個入りのことじゃない。12箱だ。

コンドームをダース買いするような男にまで成長する。

「この東京の街は、僕たちのでっかいソープランドみたいなもんですね」
「ああ、無料のな」

この本に書いてあることを実践すれば、
こんな台詞も吐けるようになるかもしれない。

この本、2016年に読んだ本の中で1番面白かった。

単に読み物として面白いばかりではなく、
「どうすればより多くの女性とSEXできるか」という問いに対して、かなり実践的な手法を提示している。
全ての男性必読と言っていいほどおすすめ。
彼女を飽きさせず、ずっと愛されるためのヒントも書かれているので、付き合っている人がいる男性にもおすすめ。

恋愛工学とは

進化生物学や心理学の膨大な研究結果を基に、金融工学のフレームワークを使って、ナンパ理論を科学の域にまで高めたもの

モテ=ヒットレシオ×試行回数

男の恋愛はこの1本の方程式で表すことができる。
ヒットレシオ→試行が上手くいく確率(フィニッシュまでいく確率)
試行回数→女性と二人きりで話す回数

モテるためには、「ヒットレシオ」と「試行回数」をそれぞれ最大化すればいい。
そのために恋愛工学のテクノロジーが開発されている。

使える恋愛工学テクニック

1.ラポール

無意識の潜在意識レベルでの信頼関係のこと。
恋愛工学では、女性が男のことを信頼して心を開いている状態、つまりラポールを形成することが重要。

2.ディスる

ギリギリ笑える範囲で相手をバカにしたり、からかったりして、
恋愛対象として相手に興味がないように振る舞うこと。
女性はひものおもちゃと戯れる子猫のようなもの。ひもを簡単につかませるのではなく、目の前でぶら下げて動かすことが重要。

モデルや女優と話すときは、ルックスをディスり、頭の良さや人格を褒める。
高学歴のキャリアウーマンと話しているときは、頭をディスって、女らしい仕草や服、ルックスを褒める。

3.ルーティーン

女性に話しかけたり、会話を弾ませたりするときに使う台本のようなもの。

4.time constraint method

時間制限法。
「これから用事があって30分しかないんだけど」などと言い、会話にこちらから時間制限をつける。
女性が抱く、しつこく付きまとわれるのではないか、という不安を解消するテクニック。

忙しい男を演出すると、重要な人物だったり、人気者であると相手に錯覚させる働きも持つ。

5.相手の目を見る

「通勤電車で出会う女、コンビニやカフェの店員、カフェに来ている女、道ですれ違った女、とにかくお前が少しでも惹かれる女がいたら、そいつの目を見つめ続けろ。
目があっても逸らすな。
それを今日から毎日練習するんだ」

「目を合わせるというのは、最も基本的な非言語コミュニケーションだ。
女からチラチラ目を合わせてきたら、それはナンパしてくださいってサインなんだよ。
こっちが見つめていて、何度か目が合うってのもいい脈ありサインだ。

ナンパって、話しかけてからが勝負のようで、実際は話しかける前からすでに始まっている。
今日みたいなコンパの席でも、しっかりと目を見て話せる男に、女は自信を感じて、交換を持つんだ」

6.オープナー

見ず知らずの女性に、はじめて話しかけるときに使うルーティーンのこと。
会話をオープンさせるのでオープナーと呼ぶ。

7.返報性の原理

人は何かしらの施しを受けた場合に、お返しをしなければいけないという感情を抱く。
「写真撮りましょうか」といってから連絡先を聞く際などに返報性の原理が発揮される。

8.ダブルバインド

「今度ディナーに行こう、もし困るんだったらお茶でもいいけど、どうする?」
どう答えても、また会うことにしかならない問い。

9.5つの質問ルーティーン

5つの質問に全て嘘で答えるというゲーム
名前は?→職業は→このゲームやったことある?→次、何問目だっけ?

 

10.モテスパイラル現象

イケメンや金持ちより、単に他の女にモテている男がモテる、という事実。
女は、単に他の女とセックスできている男が好きなのだ。

他にセックスさせてくれる女がいないから、たまたまちょっとでも優しくしてくれて、うまくいきそうな女にすぐに夢中になってしまう。
もうその女しかいない、と思い込む。
女は男のそんな一途な想いを、心底嫌うんだよ。-非モテコミット

11.リーディング

相手とラポールを形成した後に、好ましい状況に誘導していくこと。

デートというプロセスは、女とラポールを築き、セックスへとリーディングしていく行為に他ならない

 12.ペーシング

相手の話すスピードに合わせて、自分も同じスピードで話すこと。
話の中身も相手の関心のあることに合わせていく。

13.ミラーリング

相手の動作を鏡のように真似ること。
会話でペーシングしながらミラーリングすることにより身体的にもリズムを同期していく。

14.バックトラック

オウム返し。相手が言ったことを繰り返す。

15.イエスセット

女性にたくさんイエスと言わせるテクニック。
女性が自然とイエスと言えるような、肯定的な雰囲気になる言葉を何度も投げかける。
するとラポールが形成され、連絡先を聞かれたり、家やホテルに誘われても、相手はイエスと言ってしまう。

16.女を発情させる視線の動かし方

右目→左目→身体をチラッと→口元→右目

17.フレームセット

自分には言い寄ってきている女がたくさんいて、その中で自分にふさわしい飛びきりいい女を自分は選んでいるんだ。という強いフレームを自分の中にセットする。

自分が高い価値を持っているということを相手に認識させる。

恋愛工学というのは、女に選ばれるためのテクノロジーではなく、むしろ、自分のことを、女が勝ち取らなければいけない価値の高い男だと思い込ませることにこそ、その真価がある。

18.大変じゃない?理論

女性は大変なことを相手に話したがるもの。
女性が何をはなしても、「でもそれって大変じゃない?」と言うことで女性を無限に喋らせるテクニック。

優秀な恋愛プレイヤーは「クラブやストリートなどのナンパ場所→アポを取って飲みに誘うレストラン→自分の家」の3点で張られるトライアングルをコンパクトにしている。
こうして女に自由に動けるスペースを与えず、考える時間も与えないままにセックスに持ち込むのだ。

19.セックストリガー理論

女は好きな男とセックスするのではなく、セックスした男を好きになる。

20.ACSモデル

Atraction→Comfort-Building→Seduction

Atraction
女を自分の魅力で惹きつけて、もっと知りたい、また会いたいと思わせる。
Aフェーズでやらなければいけないことは、まずは性的な無関心さを装い女の自動迎撃システムをくぐり抜ける。
適度にディスって女になめられないこと、そして、非モテコミット的な状況を避けてクールに振る舞いながらも、自分の魅力を相手に気づかせること。
Aフェーズの所要時間は30分。

Comfort-Building
女となごんで、心地よい信頼関係を作り上げる。ラポールを形成する。
Cフェーズの後半では相手の女からの脈ありサインをいくつか確認しながら、情熱的に女への好意、愛情、抱きたいという気持ちを伝えていく。

Seduction
相手の女を発情させる。
C→Sのフェーズシフトは時間が連続していなければいけない。
しかし、空間はパブリックな場所から密室へとジャンプさせる。